

ブックフェア
新宿の紀伊國屋さん(南口店4F)に五行歌コーナーを設けて頂きました。 ゆめのようです。 担当者イチオシ! のポップがうれしいです。 ポップをつけてもらったのは、はじめて。 右隣りは、同じく今月刊行された、明治書院の『ホンネの五行歌・だから女はやめられナイ!』。さまざな世代の女性歌人の歌を集めた面白く読みやすい、でも深い、という一冊。 女ゴコロを知りたい男性は、読んでみるべき!? あと、若い女性にも、いろいろな意味で勉強になるかと。 私を呼ぶとき 二階から 拍手(かしわで)を 打たないでください 私は神社ではない えんみ 俺について来いタイプの男性と結婚すると、将来あなたは、神社にされますよ、とかね。 右ページに大きなフォントで一首ずつ置かれた歌をパラパラめくり、私はこの歌で、ブフッと吹き出してしまった。すっかり掴まれてしまう。何人かから、おなじくこの歌に掴まれたという声を聞いている。 いくつか読んだら、胸を抉られるような一首、掴まれる一首に出会えるはず。 右ページだけならあっというまに読み終わる。 そして、その後ゆっくり、左ページの、少し


のがしたボール
春です。あたたかになって、てんとう虫もうちのなかに迷い込んできました。 ★ 今日の帰りの電車のなかの、若い母子の会話。 4〜5才くらいの男の子が風邪なのか、咳き込んだり鼻をグスグズさせていた。お母さんが、 「帰ったら、鼻に蒸しタオルするといいよー」 「いーいー。鼻かむだけで、だいじょーぶー」 「おかあさんも、よくそうするよ?」 そんな、ありふれた親子の会話。私たち親子もたしか、よくやってたやつ。 ふたりの語調はおっとりしていてとても心地よい。親子のいい関係が垣間見えるような。 何秒かして、その子は、 「ひとがそうするからって、すぐそうしちゃダメなんだよー」 くーー! かわいい声で諭してきやがる〜。 たまらーん! この子はかつてまわりのひとから、教わった生き方を身につけて、いま、ここで応用しているんだ! お母さんは、仕事している人のような雰囲気で、ケータイを操作しはじめながら、 「⚪︎⚪︎ちゃん、それ、なんかよくわからないよぉ」と、やはりゆったり応えていて。 ああ、そうなの。 私もそうして、いくつも逃してきた。母ってそうなの。 私は私の逃したいくつ


22日あたりらしい
しかくいボール、書店に出始めるのは22日あたりかららしいです。 売上の少ないちいさな出版社には、取り次ぎさんの関門はとてもきびしい。Tなどは40部! 都道府県の数にも及びません。笑 これが現実。まあ、そんなものです。 でも負けません。 明治書院さんから出る選集『ホンネの五行歌〜だからオンナはやめられナイ!』のブックフェアが、来週から新宿の紀伊国屋さん、タイムズスクエアのほう…で行われます。これに、私の本も一緒に出させて頂くことになりました。 ホンネの五行歌も、ポップなかんじで読みやすいすてきな本です。いろいろな世代、さまざまな立場の女性たちが書いた選りすぐりの五行歌が集められています。オススメの一冊です。 しかくいボール、全国書店に並ばないけど、流通はします。 どこかの本屋さんには並ぶかも。(^^;; 見かけたらキセキを見たと思って、愛でてやってくださいませ。 追記*画像は長年の歌友、稲本氏からのいただきもの。thanks!


手渡し
友人に手渡し。 私たちの出会いは15のときだった。高校の1年1組の教室。在学中よりは、卒業が近づく頃からなんとなく行動を一緒にとるようになり、帰り道は二人乗りしてよくお巡りさんに注意された。初バイトも一緒のところでやった。 短大は別のところだったが、帰りに待ち合わせてお茶して、恋バナしたり、他愛もない話をした。ダイエットも励ましあったし(成功しなかったが)、ポケベルも一緒に買った。いろんな短期バイトも、居酒屋でのバイトも一緒にした。 恋人ができたら、当然そっち優先!と、私たちの価値観は合致していたので、会う頻度は減り、結婚、出産後は数ヶ月に一回になった。お互い忙しいもの。 そんな彼女と久々にランチ。 MUJIカフェに入る。お昼前に入った店内はガラガラだったが、暫くしてふと見ると周りは殆どが赤ちゃんや幼児連れのママたちで埋まっていた。 気づけば私たちも40ちかく。小・中学生のママである。 彼女は私より半年早く娘を産んだので、育児のヒントをよくもらっていた。 おっぱいは お空に飛んでいったことにした 思い出すたび お空に向かって ばいばいって言う 卒


見本来る
しかくいボール、見本分が届きました。 サイン本第一号は、この本のモデルの息子。 やっぱりね。 このひとなしではなし得ない一冊なんで。 まあ、本人は「おめでとう」ということばはくれたものの、宿題とゲームに忙しくまだ手にもしていませんが。(^^;; #本作り


ジャガイモあたま
なんでママの本の題「しかくいボール」なの? ボールはまるいのに。 12歳になる息子に、突然きかれて…なんだかおかしかった。 2〜3歳のころ自分が言ったことなど覚えてるわけもないけど。逆に問われる日がくるのとは。 そんな彼は、私のチマチマのんびりの本づくりを傍らで見ていて、 「どうせオラのへんなこと書いてあるんでしょ!勝手に!」 とか文句を言っていた。 けれど、先日… 「ぼくだってママのご本、楽しみにしてるんだよ」と突然言ってきた。 ディズニーシーの帰り道だった。 きっとミスターポテトヘッドのおかげだ。


一部抜き
一部抜きが来ました。 印刷はじまったということ。 画像は、本になったら見えなくなる部分。 外側(カバー)はまだ調整中です。 二度目の色校でてきましたが、もう少しだけ調整してもらいます。 3度目の正直となりますように。 #本作り