

鳩尾(みぞおち)のころ
永倉万里江 Jasminz Press<ジャスミンズプレス> ~新しい詩歌の形 ”五行歌”~ なつかしいものを見つけてしまった。 永倉万里江さんの絵は、当時の私にはオトナすぎて(画風が)、見た瞬間はずかしさもあったけれど。 と同時に、じぶんの歌が、別物へとすばらしい変化を遂げた瞬間を見た気がしたんだ。完全に、歌が羽ばたいていった、みたいな。そういう嬉しさ、ある種の興奮があった。 絵を描いてくださった永倉さんのちから。 そして、コーディネートしてくださった編集さんのおかげ。


アジサイの木
実家のある野田の、母たちがやっている歌会へ。 清水公園で即詠会をするので久しぶりに参加。 昨夜というか明け方というか、はげしすぎる雷雨の後の、この上ない晴天。お天気にめぐまれて、新緑がよりうつくしくて、風もさわやかで、たまらないくらいの即詠日和。 TVの取材が入って、やや、おかしな緊張感もあったものの、それも含めてたのしめたかんじだった。 即詠はドキドキだけど、やっぱりたのしい。 小一時間でひとつ書くっていうだけのことだけど、このスリリングな感じは、なんだかんだ言っても私は好きなんだ。部屋の中で、さあ、書いてと言われても書けないけど、外に行けば何かしら書ける。 何かを見つけて、それと真剣に対峙するのが、おもしろい。 今日は、対峙する相手を、若々しいアジサイの木々に決めた。少年のそれを彷彿とさせるからだろうな。しかもその上には息子の名の由来の青もみぢがキラキラしていたし。どうしたって息子に重なってしまうのですよ。バカ親ですの。 五月の アジサイの木の 水脈 のぼる水が 見えるよう #五行歌


月刊「とも」
故郷のタウン誌「とも」。 表紙にもあるように、野田市内だけでなく、流山、柏、我孫子…と広範囲におよぶ情報が載っています。 表紙絵がたまたま鎌倉大仏ですが、鎌倉あたりではありませぬ(^^;; ここには、五行歌のコーナーも作っていただき、長年、担当させていただいています。 5月号にて、しかくいボールも紹介していただきました!読者プレゼントにも♪